9月2日、サントリーHDの会長である新浪剛史氏が購入したサプリメントに違法成分が含まれていたとして、警察が調査していたことが明らかになりました。この件を受けて、新浪氏は自ら辞任を表明しました。
新浪氏は、素晴らしい経歴を持ち、功績も多いことで知られています。そんな新浪氏の経歴やエピソードについて詳しくまとめていきます。
元ローソン社長。サントリーHD会長に就くまでの経歴
- 1981年 慶応義塾大学経済学部卒業。三菱商事に入社する
- 1991年 ハーバード大学経営大学院でMBAを取得する
- 2002年 ローソン社長兼CEOに就任。11期連続で営業増益を達成し、株価も3倍に
- 2014年 サントリーHD社長に就任。創業家以外から初の社長誕生と話題に
サントリーでは売上が2倍、営業利益を2,5倍に拡大!海外売上比率も60%に引き上げました。
ローソンでの主な実績
- おにぎりの品質改革…「コンビニのおにぎりは美味しくない」というイメージを払拭するため、米の品質や具材を徹底的に見直しました。その結果、おにぎりの売り上げが大きく伸びました。
- 健康志向の商品開発…『ナチュラルローソン』など、健康や美容を意識した店舗展開を推進。コンビニのイメージを“便利”から“ライフスタイル提案”へと大きく変革しました。
- 社内改革に尽力…古い慣習を排除し、成果主義を導入。社員の意識改革にも力を入れ、11期連続で営業増益を達成しました。
ナチュラルローソンは、都内の一等地に多く展開されています。健康志向の強い富裕層をターゲットにした品質の高いオーガニック商品が魅力的ですよね!
サントリーでの主な実績
- グローバル展開の加速…酒の製造・販売を行っているアメリカのビーム社(サントリーグローバルスピリッツ)を買収し、海外売上比率を60%に引き上げることに成功しました。サントリーを“世界の酒メーカー”に押し上げた立役者です。
- 社会問題への積極的発言が話題に…ジャニーズの性加害問題では、スポンサー契約の見直しをいち早く示唆し、企業の姿勢を問う発言が世間から大きな注目を集めました。
- “サントリー天然水”のブランド戦略…新浪氏は「水は命」と語っており、天然水の品質管理やブランド価値の向上に力を入れました。
- “ザ・プレミアムモルツ”のブランド強化…高級志向のビール市場を開拓し、品質とブランドイメージの両立を図りました。
過去に話題になった新浪氏の発言まとめ
世間の目を気にせず、感じたことを率直に表現する新浪氏には、批判的な意見を持つ人も少なくなかったようです。その影響もあってか、今回の捜査報道により、過去の発言が再び注目を集めています。
過去の発言をまとめていきます。
サントリーの新浪剛史氏と言えば、自民党政府が批判を一顧だにせず強行した「健康保険証」廃止について、我が物顔で「是非とも保険証廃止を実現するよう、納期に向けてしっかりやっていただきたい」などと要求したのも記憶に新しい。公的医療制度は財界ではなく市民の為にある。本当に許し難い発言。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) September 2, 2025
性加害の証拠が無いのに“ジャニーズタレントを起用すると児童虐待を認めることになる”などと批判して圧力を掛け、罪無きタレント達の仕事を奪い迫害した新浪剛史氏。その法則に従えば“サントリーのCMを流すメディアや商品を提供する飲食店等は、薬物犯罪を容認することになる”ので取引停止すべきでは? pic.twitter.com/KE3dWlpSUZ
— 美茶 (@123MU321) September 2, 2025
新浪剛史氏のサントリー辞任が話題だけど経済同友会代表幹事も辞めてほしい
エンタメだけでなく経済圏まで強制的に日韓併合しそうなんだもん https://t.co/Q06PVi9qG2 pic.twitter.com/xZ7LeovnBS
— ゆりまか (@STEPAYURIMAKA) September 2, 2025
2024年に起こった紅麹サプリメント問題の件で、引責辞任した元会長小林一雅に対して企業側が高額報酬を払っていたことについて「世界に対して大変みっともないメッセージだ。相当厳しい評価をされるべきだ。」「なぜあのような甘い体制を認めたのか。許してはいけない。」と厳しい批判をした。
サントリーという日本を代表する大手企業の会長だった新浪氏の発言は世間に大きな影響を与え、発言のたびにSNSなどで話題になっていました。
コメント