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横浜DeNAの対応に批判殺到!クライマックスシリーズのビジター席大幅削減

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10月11日~13日に予定されているセリーグ・クライマックスシリーズファーストステージ。まだ2位以下の順位は確定していませんが、現在2位の横浜DeNAベイスターズが2位に確定すれば、試合は横浜スタジアムで開催されます。

DeNAは2位を想定したファーストステージのチケット販売要項を発表しましたが、その内容には多くの批判が寄せられています。本記事では、ビジター席が大幅に削減される背景過去の類似した事例について詳しくお伝えしていきます。

従来のビジター席とどのような違いがあるのか

横浜ベイスターズ公式から、「クライマックスシリーズファーストステージのビジター席は、従来のレフト外野席ではなく、三塁側(スターサイド)のウィング席のみに変更する」という発表がありました。

つまり、どういうことかと言うと、、

従来のビジター席:⑮

クライマックスシリーズのビジター席:⑯

⑮→⑯に変更されるということになるので、従来の座席位置よりも後方になり、グラウンドが見えにくい上に応援の声が響きにくいということになります。

私自身も、横浜スタジアムでの試合で⑯の位置にあるウイング席で観戦をしたことがありますが、急斜面になっているため階段の上り下りが大変だったのと、選手との距離が遠く、臨場感や迫力に欠ける印象でした。クライマックスシリーズという大切なゲームに行くのに見えにくいというのは難点ですよね。

ビジター席削減の背景は、“応援環境最大化”

ベイスターズ側は、ホーム球場の応援環境を最大化することを目的としており、特にポストシーズンでは「一体感のある応援」を重視していると考えられます。

球場でのファンの応援や歓声は、試合の流れを大きく左右する重要な要素です。できるだけ多くの自球団ファンを収容して試合を有利に進めたいというのは、まさにベイスターズ側の戦略と言えるでしょう。

ベイスターズの対応に対してネット上で広がる批判の声

他球団でも同様のケースがあった!過去のビジター席変更例

ベイスターズの主催試合だけではなく、他球団の主催試合においても今回のようにビジター席を変更したり削減した事例が過去にも見られました。その詳細をまとめていきます。

阪神タイガース主催試合(甲子園球場)

  • シーズンゲームの広島戦・巨人戦ではビジター席が最大で2900席以上に拡張される一方で対ベイスターズ戦では役755席まで縮小されていた年もありました。
  • 2024年のクライマックスシリーズでは、3位のベイスターズが2位の阪神と対戦したファーストステージにおいて、ビジター応援席が1290席まで拡張されていた一方で通常のレギュラーシーズンでは、ホームファンを優遇し、ビジター応援席が縮小される傾向がありました。

楽天イーグルス主催試合(楽天モバイルパーク)

  • 2013年のクライマックスシリーズでは、レギュラーシーズンと比較してビジター応援席の割り当てが大幅に少なくなったと言われています。
  • 来場者数やホームファンの需要に応じて、ビジター席のブロック数が変動される仕組みが2013年当時はありました。

西武ライオンズ主催試合(ベルーナドーム)

  • ライオンズグッズの無料配布イベント等ではビジター席が極端に縮小されることがあります。ホームファンの来場が見込まれる試合ではビジター席が制限されるケースがありました。

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