阪神タイガース

2025年開幕戦タイガース対カープはなぜマツダスタジアムで開催するのか。開幕投手と来季の先発ローテ予想

阪神タイガース

今回の記事では、2025年の開幕カード阪神VSカープ戦はなぜ甲子園や京セラドームではなく、マツダスタジアムで行われるのか。開幕先発投手、先発ローテーションを予想していきます。

2025年の開幕戦はなぜ甲子園ではなくマツダスタジアムなのか

阪神の2025年シーズン開幕戦は、3月28日㈮のナイターゲーム(開始時間未定)に決定しました。28日~30日まで広島カープと戦い、カープの本拠地であるマツダスタジアムで開催されます。

セリーグとパリーグではそれぞれ開幕戦の本拠地開催ルールが異なります。どのように開幕戦の開催地が決まるのかまとめていきます。

セリーグの開幕戦開催地は2年前の最終順位で決まる

セリーグの場合は前年度ではなく、2年前の順位上位であるチームが開幕戦において本拠地開催できる権利を持ちます。つまり、2023年の順位が基準となります。

2023年度の順位は、

1位 阪神タイガース
2位 広島東洋カープ
3位 横浜DeNAベイスターズ
4位 読売ジャイアンツ
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 中日ドラゴンズ
でした。基本的にはAクラスの中でも順位が上位のチームの本拠地で開催されることになりますが、春と夏に行われる高校野球大会が甲子園で行われる関係で阪神は本拠地での開催ができません。
さらに、第二の本拠地である京セラドームはオリックスが開幕戦で使用するため、京セラドームを使用するには開幕戦の日にちをずらす必要があります
阪神は、“会場の都合で辞退する“と発表していることから、前後の日時は京セラドームの使用ができないと推測されます。
そうなると、必然的に2位であるカープが優先順位上位となるため、開幕戦の開催地は甲子園ではなく、マツダスタジアムになったと考えられます。

パリーグの開幕戦開催地は3年前の最終順位で決まる

パリーグの開幕戦開催地は、3年前の最終順位で決定します3年前にAクラスだったチームが本拠地での開催権を持ちます。

パリーグは2021年~2023年にかけてオリックスが3連覇を果たしていることから、オリックスの開幕戦の京セラドーム使用権利は再来年度まで継続することになります。

開幕戦の先発予想は大竹耕太郎!カープキラーの力で白星を。

開幕戦の先発投手は誰になるのか、阪神ファンの間では早くも話題になっています。管理人の予想は大竹耕太郎選手です。

大竹選手は、2022年の第一回現役ドラフト会議にてソフトバンクから移籍してきた投手です。移籍1年目から先発ローテ入りを果たし、2年連続で二桁勝利投手になっています。

大竹選手の魅力は多彩な変化球を駆使して打者を翻弄するコントロールの良さです。トレードマークの“超スローボール”をマウンドで堂々と投げる姿は打者のリズムを狂わせると言われるほどです。

大竹選手はカープとの相性が良く、カープの野手陣は大竹選手を苦手としています。今シーズンは、セリーグ6球団の中で一番防御率が良く、2,08という好成績を残しています。

開幕戦の初戦は絶対に勝って勢いをつけたいところです。相性から見ても、大竹選手が一番適任だと考えられます。

2025年シーズンの先発ローテーション予想

まず、今年の先発ローテーションから振り返っていきます。開幕投手は、青柳晃洋選手が務めました。前年の2023年の開幕投手も同様に青柳選手が務めており、日本シリーズの最終戦でも先発し期待に応えました。

3月~4月の先発ローテーション

  1. 青柳晃洋選手  2勝2敗1分
  2. 大竹耕太郎選手 3勝2敗
  3. 才木浩人選手  4勝1敗
  4. 村上頌樹選手  2勝1敗2分
  5. 伊藤将司選手  3勝1敗
  6. 西勇輝選手   1勝2敗

前半戦は野手の打撃不振に悩まされましたが、先発陣の好投のおかげで勝利を収めた試合が数多くありました。昨年大活躍だった村上選手と伊藤選手は勝率こそ高いですが、投球が不安定になる場面が多かった印象です。

5月~6月の先発ローテーション

伊藤選手の球速が伸び悩み、コントロールも定まらないことから途中で先発ローテを外れ、2軍に降格となりました。その代わりにビーズリー選手がローテ入りを果たし、及川選手と門別選手の登板機会もありました。

  1. 村上頌樹選手   0勝3敗
  2. 大竹耕太郎選手  2勝2敗
  3. 西勇輝選手    2勝1敗
  4. 青柳晃洋選手   1勝3敗
  5. ビーズリー選手  2勝0敗
  6. 才木浩人選手   3勝1敗
  • 及川雅貴選手   0勝1敗
  • 門別啓人選手   0勝1敗

7月~8月の先発ローテーション

調子の上がらない伊藤選手は2軍降格と1軍昇格を繰り返し、2軍に降格した際は、及川選手が代わりに先発ローテーションに入っていました。両選手とも良い成績が出せず苦しんでいた印象です。

青柳選手もだんだんと制球が定まらなくなり、6月から先発ローテを外れました。さらに8月には二軍へ降格となりました。

  1. 才木浩人選手      3勝1敗
  2. 大竹耕太郎選手     3勝1敗
  3. 村上頌樹選手      1勝3敗
  4. ビーズリー選手     1勝1敗
  5. 伊藤将司選手(及川選手) 1勝1敗(1勝1敗)
  6. 西勇輝選手       4勝0敗

9月の先発ローテーション

4年間怪我のため離脱していた高橋遥人選手が支配下登録され、4年ぶりに1軍登板を果たし、先発ローテ入りしました。怪我明けということも考慮され、高橋選手は10日に1回ペースのローテ入りとなりましたが好投を見せました。

村上選手は、終盤からリリーフとしても起用されるようになりました。今季のリリーフ陣は不調の選手が多かったため、人数が足らず、ロングリリーフと先発の両方を務めることになりました。

  1. 高橋遥人選手  2勝1敗
  2. 村上頌樹選手  2勝1敗
  3. 大竹耕太郎選手 4勝1敗
  4. ビーズリー選手 2勝1敗
  5. 才木浩人選手  4勝0敗
  6. 西勇輝選手   0勝3敗

2025年シーズンの先発ローテーション予想

2024年シーズンを振り返ると、1年を通して安定した成績を見せたのが才木選手、大竹選手、村上選手、西選手の4選手でした。

上記の4選手の中でも終盤まで成績を落とさなかった才木選手、大竹選手の2名は先発ローテーションに間違いなく入ると考えられます。新しく入団してきた選手を加味して予想する先発ローテーションをまとめていきます。

大竹耕太郎選手
ビーズリー選手
才木浩人選手
高橋遥人選手
伊原陵人選手
伊藤将司選手

昨年は調子が上がらなかった伊藤選手は、藤川監督が就任してから直接指導を受け、秋季キャンプでは、昨年までの安定した伊藤選手らしいピッチングを見せました。そのことから、伊藤選手が先発ローテ入りする可能性が高いと考えられます。

今季の村上選手の投球を見ていると、相手チームに攻略されているようで、昨年とは異なり、大きな当たりを許してしまうことが多々ありました。新たな球種の習得や配給について見直す必要があり、そこが改善されないとローテーション入りは難しいでしょう。

今年のドラフトで1位指名された伊原選手は、社会人ナンバー1投手と評価される即戦力ピッチャーです。高校の先輩である村上選手から先発ローテの枠を奪い取ると予想します。

まとめ

今回の記事では、2025年の開幕戦はなぜマツダスタジアムで開催されるのか。来季の開幕投手と先発ローテーションについて予想して解説しました。

セリーグとパリーグでは開幕戦での開催地決定基準が異なるのは不思議ですよね。

来季は開幕から好調をキープして優勝を奪還してほしいです!

コメント