2025年シーズンがいよいよ始まります。今年は藤川球児監督の新体制で挑む阪神タイガース。昨年の日本一を再び目指す中で、どのような布陣で開幕戦を迎えるのか注目が集まっています。
さらに、3月15日のカブス戦では若手選手たちが躍動し、新たな可能性を感じさせる試合内容となりました。以下では、スタメン・ベンチ入り選手・先発ローテーションについて、筆者自身の観戦経験や今日の試合内容から得た印象を交えながら予想します。
2025年シーズンのスタメン予想
打順 | ポジション | 選手名 | コメント |
---|---|---|---|
1番 | センター | 近本光司 | 今日もカブス戦で適時打を放つなど安定感抜群。今年も盗塁王争いに期待。 |
2番 | セカンド | 中野拓夢 | 守備範囲の広さと巧打力でチームを支える存在。 |
3番 | サード | 佐藤輝明 | カブス戦では適時打と盗塁で機動力も発揮。今年は打率向上にも期待したい。 |
4番 | ライト | 森下翔太 | 若き主砲として抜擢。昨年の得点圏打率.354は圧巻。 |
5番 | ファースト | 大山悠輔 | チームリーダーとして安定感ある打撃が光る。 |
6番 | レフト | 前川右京 | カブス戦でも適時打を放つなど若手ながら勝負強さを発揮する注目株。 |
7番 | ショート | 木浪聖也 | 日本一に輝いた2023年の“恐怖の8番”打者。満塁に強い打てる遊撃手。 |
8番 | キャッチャー | 坂本誠志郎 | 投手陣から厚い信頼を得るリード役。 |
- 顔ぶれは昨シーズンと変わりませんが、4番は大山→森下に変更。ショートは2人制で8番から7番に変更になると考えられます。
- キャッチャーは昨年までは2人制でしたが、今年は3人制になる可能性が高いです。坂本、榮枝、町田でピッチャーによってバッテリーの組み合わせを固定する方針だと考えます。
- ショートは開幕戦では木浪選手が出場し、それ以外の試合では小幡選手と併用していくと考えられます。
先発ローテーション予想
順位 | 投手名 | コメント |
開幕① | 村上頌樹 | 昨年7勝11敗ながら防御率2.58と成績が伸び悩んだが、今年は復調の兆しが垣間見れる虎のエース。 |
② | 門別啓人 | カブス戦で5回パーフェクト投球。去年は1軍先発を経験し、悔しい思いをしたが今年は大ブレイクの予感。 |
③ | ビーズリー | 助っ人右腕として安定した投球が魅力。昨年の大ブレイクで令和のメッセンジャーと称されている。 |
第2① | 才木浩人 | 昨年13勝3敗、防御率1.83と圧巻の成績。今年も2桁勝利を目指す大黒柱候補。 |
② | 及川雅貴 | 2023年には日本代表としてアジアチャンピョンシップに出場。リリーフもこなすマルチ投手。 |
③ | 伊原陵人 | 2024年ドラフト1位ルーキー。安定感のある投球と高い制球力が魅力の注目若手投手 |
- 本来ローテーション入り確定とされている大竹耕太郎選手、高橋遥人選手はコンディション不良のため4月以降に1軍復帰する見込みです。それまではオープン戦で安定したピッチングを披露したドラフトルーキーの伊原選手や高卒3年目の門別選手らがローテーションを任されるでしょう。
- カブス戦では、門別啓人投手が5回パーフェクトピッチングを披露し、メジャー球団相手でも通用することを証明しました。「このままシーズンに入れるように頑張りたい」というヒーローインタビューでの言葉からも、彼自身の自信と成長が伺えます。
バッテリーの組み合わせ予想
先発ピッチャー(ローテーション順) | キャッチャー |
村上頌樹 | 坂本誠志郎 |
門別啓人 | 町田隼乙 |
ビーズリー | 榮枝裕貴 |
才木浩人 | 坂本誠志郎 |
及川雅貴 | 榮枝裕貴 |
伊原陵人 | 坂本誠志郎 |
- 藤川監督は、バッテリーの相性を重視する傾向にあるため、先発陣のバッテリーはこれから固定になっていくと考えます。
- 町田選手は、入団1年目のキャッチャーであるため、週に1回の出場で経験を積んでいくのではないかと考えられます。成績によっては今後出場試合数が増える可能性もあるでしょう。
ベンチ入り確実とされる控え選手まとめ
今年から藤川監督に変わったことにより、若手選手が以前よりもチャンスを掴みやすい環境になっています。オープン戦では多くの若手選手が一軍の試合に出場し、経験を積んでいます。
高寺望夢選手
- 2021年:ウエスタンリーグで58試合に出場。打率は.162、1本塁打、10打点という成績を残しました。
- 2022年:初めて1軍キャンプに参加し、6月8日に一軍デビューを果たす。同年9月23日にはプロ初安打を記録しました。
- 2023年:1軍での出場はありませんでしたが、ウエスタンリーグで106試合に出場し、打率.260、3本塁打、25打点を記録しました。
- 2024年:ウエスタンリーグで123試合に出場し、リーグ最多安打と最多3塁打を達成しました。
島田海吏選手
- 2018年:1軍で12試合に出場し、打率.200、0本塁打、1打点を記録。
- 2019年:7試合に出場し、打率.250を記録。
- 2020年:43試合に出場し、打率.176
- 2021年:57試合に出場し、打率.243、ウエスタンリーグでは21盗塁で盗塁王を獲得しました。
- 2022年:123試合に出場し、打率.264、17打点、21盗塁を記録。
- 2023年:101試合に出場し、打率.145、1本塁打、6打点を記録。
- 2024年:62試合に出場し、打率.275、2打点を記録。
ヘルナンデス選手
- 2014年~2019年:アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約しプロ入り。2019年にはAA級ジャクソン・ジェネラルズで98試合に出場し、打率.236、11本塁打、44打点という成績を残す。
- 2022年:メキシカンリーグのタバスコ・オルメクスと契約し、オールスターゲームに選出される等の活躍をしました。
- 2023年~2024年:同じメキシカンリーグのモンクローバ・スティラーズに移籍し、翌2024年には103試合に出場し打率.313、22本塁打を記録しました。同年オフにNPBへの挑戦を決め、阪神タイガースと契約に至りました。
オープン戦ではまだヒットが少なく、スタメンでの起用は現実的ではないと考えられます。ただ、長打が期待できる選手なので、主に代打として起用されるでしょう。
豊田寛選手
- 2022年:1軍では5試合に出場し、打率.000と苦戦しましたが、2軍では80試合に出場し、打率.243、4本塁打、32打点を記録しました。
- 2023年:1軍での出場はありませんでしたが、2軍では93試合に出場し、打率.271、2本塁打、17打点と安定した成績を残しました。
- 2024年:1軍では11試合に出場し、打率.211(19打数4安打)を記録しました。6月13日のオリックス戦ではプロ初安打を達成しました。2軍では90試合に出場し、打率.294、2本塁打、41打点の成績を残しています。
オープン戦では、代打として出場する機会が多々あります。起用回数が昨年までと比べて極端に多く、監督からの期待の高さが伺えます。今年こそチャンスを掴んでしっかり打撃でアピールしてほしいです。
植田海選手
植田海先生による守備実演講座#植田海
24年12月28日滋賀県人会 pic.twitter.com/nLmq7yNkf6— S・イワシ (@iwasi6225) January 13, 2025
- 2016年:1軍デビューを果たしましたが、試合出場は1試合のみで打席機会はありませんでした。
- 2017年:1軍で13試合に出場し、打率.192、を記録しました。
- 2018年:104試合に出場し、打率.194、19盗塁を記録。主に代走や守備固めとして活躍しました。
- 2019年:81試合に出場し、打率.242、1本塁打、12盗塁を記録しました。
- 2020年:74試合に出場し、打率.153と苦戦しましたが、9盗塁を記録しました。
- 2021年:64試合に出場し、打率.333と好成績を残しました。
- 2022年:57試合に出場し、打率.250を記録しました。
- 2023年:28試合に出場しましたが、打率は.000と結果を残すことができませんでした。
- 2024年:59試合に出場し、打率.273、1本塁打を記録しました。
今年でプロ入り10年目のベテラン選手である植田選手は、大事な場面で素晴らしい盗塁を決める阪神を代表する俊足の持ち主です。今年も代走の切り札として活躍してくれること間違いなしでしょう。
まとめ:ファンとして迎える新シーズンへの期待
今回の記事では、阪神タイガース今季のスタメン予想とベンチ入り選手予想、先発ローテーション予想についてまとめてきました。
今年の阪神タイガースは若手とベテランが融合し、新たな時代へ向けて動き出しています。筆者自身も甲子園にて観戦予定ですが、特に門別啓人投手や森下翔太選手など、新世代スター候補への期待が膨らむばかりです。
今シーズンこそ、再び日本一へ向けて暑い応援を送りたいと思います!
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