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プレミア12スーパーラウンド侍ジャパンが放った5つのホームラン!名シーンを振り返る

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プレミア12のスーパーラウンドが終了しました。残念ながら日本は決勝で負けてしまいましたが、素晴らしいプレイをたくさん見ることができました。

今回の記事では、スーパーラウンドで放った日本選手の5本のホームランを含む名場面を振り返っていきます。

21日アメリカ戦は9-1で日本の勝利!小園選手が2本のホームラン

21日のスーパーラウンド初戦の相手はアメリカでした。日本の先発高橋宏斗選手が1回から好投を見せアメリカ打線を抑えました。

2番打者の小園選手は2打席連続ホームランを放ち、5打数3安打7得点という好成績でヒーローに選ばれました!

小園海斗選手の2打席連続ホームラン

7回の裏走者2塁の3-1からライトスタンドへ3ランホームランを放ち6-1と点差を広げました。日本目のホームランを放ったのは、8回裏走者3塁の場面で1番の桑原がタイムリーヒットを放ち7-1となった後、スタンド上段に飛び込む2ランホームランを放ちました。

小園選手は長打を売りにしている選手ではなく、今シーズンのホームラン数は2本のみでした。本人も「2打席連続でホームランが出たのは奇跡」とコメントしています。

坂倉将吾選手のタイムリーでアメリカに追いつく!

5回の表にアメリカに先制されてしまいましたが、5回裏、9番の坂倉選手が同点タイムリーツーベースを放ち、アメリカに勝ち越しました。

初めて対戦するアメリカの投手相手に苦戦をしていましたが、ここで流れを変える2点を得ることができました。

22日ベネズエラ戦は坂倉、牧のホームランで9-6日本の勝利!

22日のベネズエラ戦は、3点差の大接戦となりました。先発の才木は5回まで88球を投げその後は井上→鈴木→清水→藤平→大勢と継投しベネズエラ打線を抑えました。

3番辰巳選手のタイムリーで日本が先制しました。その後、ベネズエラに勝ち越しを許しましたが、6回裏にフォアボールで追いつき、その後も打線を繋ぎ、日本が勝利しました。

6回裏坂倉選手のソロホームランで1点差に追いつく

9番打者のキャッチャー板倉選手は、前打者佐野選手がセカンドゴロに倒れた後、右中間へ大会1号ソロホームランを放ちました。

3-5でベネズエラにリードされていましたが、点差を1点に縮めました。6回表のベネズエラの攻撃で2点失点し、流れがベネズエラ優勢になっていましたが、日本へ流れを戻したプレーでした。

6回裏の牧選手の満塁ホームランで日本が逆転!

坂倉選手のホームランと同じ6回裏の攻撃で2アウトから2番小園がフォアボールで出塁、3番辰巳がレフトへのヒットで1、2塁。その後、4番森下がフォアボールで出塁し満塁。5番栗原もフォアボールで出塁し1点を返して5-5に追いつきました。

ランナーフルベースで打順は6番の牧。見事な勝ち越しの満塁ホームランを決めました。

23日台湾戦は9-6で日本の勝利!村林の先頭打者ホームランで先制

23日はファーストラウンドでも対戦をした台湾との2回目の対戦となりました。1回表、1番村林が先頭打者ホームランで先制し、幸先の良い幕開けとなりました。

1回の攻撃は打線が繋がり、一挙に4得点を挙げ4-0と点差を広げました。6回の表に台湾にタイムリーツーベースを打たれ、7-5に点差を縮められてしまいましたがその後、3番辰巳がタイムリーベースを放ち2得点をあげ、さらに点差を広げました。

1回裏1番村林一輝選手の先頭打者ホームランで日本先制!

スーパーラウンドで初めてスタメン出場をした1番村林選手は、レフトスタンドへソロホームランを放ち、日本が先制をしました。

村林は普段は長打を打つタイプの選手ではありませんが、見事にスタメン起用に応えた打席となりました。

1回裏森下翔太選手のタイムリーツーベースでさらに点差を広げ3-0!

同じく1回裏の攻撃で4番森下選手がノーアウト1,2塁の場面でレフトへ2点タイムリーツーベースを放ち点差を3点に広げました。

森下選手はまだプロ2年目ながら今シーズンはホームラン16本を放っており、長打も繋ぎもできる打者です。森下選手の根気強いプレースタイルが光りました。

6回裏辰巳涼介選手の2点タイムリーツーベースで9-5

6回裏の攻撃で1アウト1、3塁の場面で3番辰巳選手がレフト方向へタイムリーツーベースヒットを放ち、点差をさらに広げ9-5としました。

その後9回の台湾の攻撃でソロホームランを打たれましたが、9-6で日本が勝利しています。

24日台湾との決勝戦で0-4で敗れる

24日の決勝戦で2日連続で台湾と対戦しましたが、残念ながら相手投手に苦戦し打点をあげられず、日本は負けてしまいました。

台湾は、先発の戸郷選手相手に5回表にソロホームラン、3ランホームランを放ち、4得点を得ました。その後もヒットが出ましたが、日本の好守備に阻まれて追加点はあげられませんでした。

7回表相手の追加点のチャンスで見せた源田と牧の好守備

7回表、台湾の攻撃の場面で2アウトランナー2、3塁。日本大ピンチの中で台湾の選手がボテボテのゴロを放ちました。難しい打球でしたが、源田が追いつきキャッチし、1塁の牧に送球をしました。

1塁への送球もかなり低い球でキャッチが難しいと思われましたが、牧はしっかりとキャッチしました。アウトになったのか非常に際どいタイミングでしたが、リクエストをし、アウトと判断されました。

ここでさらに追加点が入っていれば差がさらに開くことになっていたのでこの場面の守備はピリピリとした雰囲気がありました。日本はこの試合では打点をあげることができませんでしたが、このプレーに会場が湧きました。

今回のプレミア12決勝戦に対するネットでの声まとめ

・決勝戦の台湾は本当に強かった。日本の国際試合連勝記録は27で途絶えてしまい悔しいがルールはルール。前日は日本が勝ったが決勝戦の結果が全てだ。台湾初優勝おめでとう。

・台湾は選手もファンも熱量がすごく、本気度が伝わってきた。心から野球を楽しんでいるように感じた。

・決勝の円陣で声出しを行った辰巳選手が予祝を行ったことが話題になっていたが、予祝をしてしまうと逆に負けるジンクスがあるから負けたのも仕方ない。

・ここまで全勝だった今回の侍ジャパン。主力が不足している状況で現存の戦力で最大限の力を発揮できたと思う。たくさんの良いプレーをありがとう。

・決勝戦での好守備は本当に素晴らしかった。今回のチームの最年長である源田選手の能力が発揮された瞬間だった。源田選手ありがとう。牧選手も本当のポジションはセカンドなのにファーストでしっかり抑えてくれてありがとう。

残念ながら日本は負けてしまいましたが、今回の悔しさと培った経験を活かして次のWBCでは優勝してほしいです。

まとめ

今回の記事ではプレミア12スーパーラウンドでの日本選手の5本のホームラン、好プレーをまとめていきました。

残念な結果にはなりましたが、久しぶりの国際試合で大変盛り上がりましたね。今回出場したダウ表選手たちの来季の活躍が楽しみです。

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