東京ドーム

阪神の貧打を補うにはFA補強が必須!ベイスターズ佐野と巨人大城を絶対獲得するべき。佐藤輝明の打順は5番から2番へ!

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日本シリーズも終わり、本格的にFA交渉が始まる時期になりましたね。

今回の記事では、阪神の貧打を解消するためにベイスターズの佐野、巨人の大城を獲得するべき理由について解説していきます。

今年の阪神の致命傷は貧打!どれくらい貧打だったのか

今年はシーズン開幕から貧打に悩まされていた阪神ですが、主力選手たちが去年と比べて打率、本塁打、などの項目で成績を下げる結果になりました。

今年1軍出場をした主力選手たちの打率をまとめていきます。※()内は昨年度の成績です。青文字記載個所は昨年より成績が下がった項目、赤文字記載個所は昨年より成績が上がった項目です。

選手名      打率      打点      得点圏打率      本塁打

近本光司   .385(.385)    45(54)     .321(.378)     6(8)

中野拓夢   .232(.285)    32(40)     .240(.285)     1(2)

森下翔太   .275(.237)    73(41)       .351(.253)     16(10)

大山悠輔   .259(.288)    68(78)     .354(.294)     14(19)

佐藤輝明   .268(.263)    70(92)     .322(.279)    16(24)

木浪聖也   .214(.267)    35(41)     .239(.284)     1(1)

総合的に昨年よりも成績を上げたのは森下選手のみとなりました。中野、大山、木浪は総合的に成績を下げてしまう結果となりました。

岡田前監督は、スタメン出場選手および打順を固定する傾向にありました。得点に繋げるためには2番中野と4番大山の出塁率は大きなカギを握ります。さらに、昨年は8番木浪の出塁から上位打線の近本からの打順で得点に繋げる攻撃パターンが定番でした。

今年の木浪選手は途中で怪我での欠場期間が1か月ほどありましたが、シーズンを通して打率を大きく上げることはできず、去年の攻撃パターンは実現が困難な状態でした。

DeNAベイスターズ佐野選手をFAで獲得してサードを任せる

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今年のFA注目選手として挙げられる横浜DeNAの佐野選手は、内野手兼外野手として様々なポジションを守ることができる選手です。

DeNAでは、上位打線やクリーンナップをこなす強打者で今の阪神の補強ポイントにぴったりの選手と言えます。2020年以降は100試合以上1軍の試合に出場していますが、通算打率は.289を記録しています。

以前の記事で述べた通り、佐藤輝明選手はサードからファーストにコンバートするのが適任と言えます。そうなると、サードのポジションが空くのでその穴をうめるために必要なのが佐野選手なのです。

今年はリーグ3位から下剋上を果たし、日本シリーズでは26年ぶりに日本一という好成績を残したDeNAはとにかく打撃のチームです。投手陣の不足や守備力の問題点はありますが、そのマイナス面を補い、日本一になれた要因は安定した打撃力ではないでしょうか。

強打者の多いDeNAのスタメンである佐野選手を獲得することは阪神の打撃力向上に間違いなく繋がります。

読売ジャイアンツ大城は阪神の正捕手として必要な選手

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今年正捕手を務めた梅野選手は今年で複数年契約を終え、捕手2人制の一人である坂本選手はFA権を取得しています。坂本選手が他球団へ流出してしまう可能性があるため、その場合は捕手が不足してしまいます。

1軍出場機会がない若手捕手は何人かいますが、経験値がないため、いきなり1軍でマスクを被ることはチームの成績に大きく影響を与える可能性があります。

大城選手は、今季は正捕手としての出場機会が減少した影響で試合出場数は前年と比較しても少なくなりましたが打率.254の成績を残しています。

長打にも定評があり、100試合以上出場した2021年~2023年は本塁打数が二桁を記録しています。ホームである甲子園球場は広い球場のため、簡単に本塁打が打てる球場ではありません。長打が打てるという点は甲子園球場をホームとしている阪神に大きなメリットになります。

捕手としての経験値や、打撃面のカバーを考えても大城選手はバランスの良い選手です。今季は捕手としての試合出場は少なかったですが、打撃を評価されてファーストでのスタメン出場が多くありました。

今年は打順7番に固定されていた梅野、坂本はともに打撃不振となり12球団で唯一本塁打0の捕手という汚名を着せられてしまいました。チーム打率を上げるには、捕手の打率も重要になります。

今年の反省をふまえて打撃面に定評のある『打てる捕手』として名高い大城選手をFAで獲得するべきです。

佐野選手と大城選手のFAに関しての阪神ファンの声

・大城も佐野も欲しい。同一リーグの主力選手は獲得して損はない。

・阪神の捕手は、金本監督時代から現在まで梅野と坂本しか育っていないので、これから先のことを考えて大城を獲得するのではなく今いる若手捕手を育てるべき。

・大山と坂本がFAで他球団に移籍する可能性があるので、捕手もファーストも守れる大城は獲得しておくべきだ。

・佐野は日本シリーズの最終戦でスタメン落ちをしていた。この打率成績でDeNAでスタメンを外れるならば、強打者の少ない阪神に移籍したほうが出場試合数も増えるのではないか。

・佐野はサードだけでなく、ファーストも守れる。性格も真面目そうなので阪神のチームカラーに合いそうだ。

上記のように、FAでの獲得に好意的な意見が多かったです。阪神でFA権を行使する大山選手は関東出身ということもあり、関東の球団が獲得調査に踏み出しています。

大山選手の流出を考えても、ファーストも守れる大城と佐野の獲得は阪神にとってもメリットしかありません。

佐藤選手は来季2番説が濃厚。DeNA佐野を獲得して阪神の新5番打者に!

岡田監督時代は、佐藤輝明は5番打者として固定されてきました。これに対して藤川監督は、以前から佐藤選手を2番に固定するべきだとコメントしてきました。

よって、佐藤選手は5番打者から2番打者に変わる可能性が高いと考えられます。佐藤選手に変わる5番打者としてハマるのは、佐野選手しかいないでしょう。

佐藤選手と佐野選手、正捕手として大城選手が加入すればチーム打率は大きく伸びることは間違いありません。

まとめ

今回の記事では、阪神の貧打を補うために必要なFA補強。今年FA権を取得しているDeNAの佐野選手と大城選手を獲得したほうが良い理由について解説してきました。

FA権を持っている選手たちがFA権を行使して他球団へ行くのか、それとも残留するのか注目が集まります。ドラフト会議だけで補強をするのは難しいのでFAで佐野選手と大城選手を獲得して来季の優勝へ繋げてほしいです。

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