甲子園球場

2024年の阪神ドラフト戦略は失敗!来季優勝するには西川史礁が絶対必要だった、、来季は佐藤輝明がファーストへコンバート

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先日行われたドラフト会議にて、タイガース5名の選手を指名しました。

今回の記事では、先日のドラフト会議がなぜ失敗だったのかと青学大の西川史礁をとるべきだった理由、来季は佐藤輝明をファーストにコンバートする説について詳しく解説していきます。

2024ドラフト会議は失敗!西川史礁選手を指名するべきだった

タイガースが先日行われたドラフト会議で1位に指名をしたのは関西大の金丸選手でしたが、4球団が競合しくじ引きの結果はずれてしまいました。その後はずれ1位で指名し獲得したのは、社会人NTT所属の伊原選手でした。

1位~3位まで投手の指名となり、4位に捕手、5位に内野手という顔ぶれになりました。私としては、1位指名は投手ではなく、野手を指名するべきだったと思います。野手として一番阪神の補強ポイントにはまっているのは青学大の西川史礁選手ではないでしょうか。

西川選手をとるべきだった理由やネットでの声をまとめていきます。

貧打の阪神に必要な即戦力ヒッター

今季の阪神は開幕時から貧打に悩まされました。クリーンナップである森下、大山、佐藤輝明は一時期打率2割を切るほどの低不調に陥り、2軍降格を経験しました。

西川史礁は大学時代、2023年には日米大学野球選手権に出場し、打率.316を記録。2024年の日本代表対欧米代表戦ではプロ野球選手に交じりスタメン出場を果たし打率.429を記録しています。

大学時代の成績から分かるように、即戦力の野手であることが分かります。来季優勝するためには打線を強化する必要があるので、今の阪神には必要な戦力と言えるでしょう。

大山がFA放出する可能性に備えて次世代4番候補が必要

2年間4番を背負ってきた大山が今季でFA権を獲得しました。未だに残留を明言していないことから、他球団にいってしまうのでは?と心配の声があがっています。

大山は30歳をむかえており、年齢的にもピークをすぎたのではないかと感じます。昨年の日本シリーズでの打撃不調から始まり、今年の開幕後には打率が2割を切ってしまいました。今季を通して勝負強さを感じる場面は少なかったと感じます。

4番はメンタルの強さ、チャンスの場面でしっかり期待に応えられること、長打が打てることが必要条件です。大山はこれらの条件を満たしているとは言えません。若手の即戦力で4番にハマる選手がいない今の現状では、西川選手が絶対に必要です。

西川史礁は外野手だが内野もできる!層の薄い内野手にコンバートもあり

西川史礁選手は、大学時代はセンターのポジションでプレイしていました。外野手のイメージが強いですが、守備と強肩に定評があり、高校時代はショートを守っていました。

センターとして近本とレギュラー競争をするのも面白いですが、内野手にコンバートするのも良いのではないでしょうか。内野手の大山、中野、佐藤、木浪は大山以外左打者です。西川選手は右打ちなので右バッターの補強にも繋がります。

今季不調だった中野や木浪の代わりにもなりますし、大山が他球団に移籍すると右打者が減ってしまうのでバランスも良くなりそうです。

2024年ドラフト会議の個人的評価は60点!即戦力野手が欲しかった

今季のドラフト会議の指名選手は以下の通りです。

1位 伊原陵人 (投手) NTT西日本

2位 今朝丸裕喜 (投手) 報徳学園高校

3位 木下里都 (投手) KMGホールディングス

4位 町田隼乙 (捕手) 埼玉武蔵ヒートベアーズ

5位 佐野大陽 (内野手) 富山GRNサンダーバーズ

投手を上位で3人も指名したのは予想外で驚きでした。今季優勝できなかった原因として考えられるには野手陣の貧打です。その点を補強しなければ来季も優勝は難しいと思います。

投手陣は、他球団と比較しても層が厚く、今期の終盤に支配下登録になった川原、佐藤蓮なども来季加わることを考えて投手の補強は必要がないように感じます。特に2位で獲得した今朝丸選手は高校生ということもあり、1軍の戦力になるまでは数年時間がかかる為即戦力とは言えません。

捕手に関しても今年はベテランの梅野、坂本の2人制でしたが2軍には打てる捕手として定評のある中川やリード力に定評のある藤田がいます。2軍の捕手が良い成績を残していても1軍の試合に出れていない点からして今は補強の必要がないのではないでしょうか。

よって、1位~3位の上位に即戦力野手が入っていない点で減点となり、管理人の個人的評価は60点です。

ドラフト会議についてのネット上での意見まとめ

・今年のドラフト評価は100点だと思う。今の阪神の補強ポイントに合致している。

・外野手を指名していないのは、FAや現役ドラフトで外野手を獲得するつもりだからではないか。

・高校ナンバーワン投手の今朝丸君を2位でとれたのが嬉しい。4年後のエースになる人材だ。

・5位の佐野大陽選手はネット上のデーターが少なく、未知数だがこれからの活躍が楽しみ。

・金丸君を外したのは残念だが、社会人投手の中で最高評価の伊原選手を獲得できたので結果的には良かった。

・去年のドラフト組が誰も1軍で活躍できてないのでその穴をうめてほしい

・伊原選手は、阪神の伊藤将司選手や村上選手と似ているコントロール型のピッチャーなので即戦力で期待ができる。

上記の通り、ポジティブな意見が多い印象でした。果たして、来季の1軍で活躍する選手は出てくるのでしょうか。

来季は佐藤輝明をファーストにコンバートするべき

今季は、失策数がリーグトップの23を記録してしまった佐藤輝明選手ですが、エラーの大半が送球ミスでした。去年からサードを守っていますが、サードからの送球は飛距離が長いため送球が安定しない佐藤選手がこのままサードを守るよりもファーストにコンバートするのが良いと感じます。

ネットでは、以前のように外野を守らせるべきではないかという声がありますが、外野は現在森下、井上、前川、野口など若手の選手がレギュラー争いをしています。そこに佐藤選手が加わると若手選手の出場機会を減らしてしまう恐れがあります。

佐藤選手が試合中に送球エラーをしてしまうと、エラーしたことを引きずってしまい打撃の調子も落としてしまうことが多いです。

ですが、佐藤選手の送球難がオフシーズンの練習だけで解消されるとは思えないので、ファーストへコンバートすれば失策数も減り、打撃に集中できるのではないでしょうか。

まとめ

今回の記事では、2024年ドラフト会議が失敗だった理由と西川史礁選手をとるべきだった理由、来季は佐藤選手をファーストにコンバートしたほうがいい件について解説しました。

2023年のドラフト会議も上位2選手が投手でしたが2選手とも今季の1軍出場がなく、失敗だったのではないかと言われていますが今年のドラフトも同じような雰囲気を感じてしまいました。

西川選手のような即戦力野手がいない状態で来季は貧打が解消されるのでしょうか。藤川新監督と新コーチ陣の手腕に期待するしかなさそうです。

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